国立西洋美術館 The National Museum of Western Art

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    ジャン・デュビュッフェ / Jean Dubuffet [ ル・アーヴル , 1901年 - パリ, 1985年 ]

    ≫ 作家について
    ル・アーヴルの富裕な家庭に生まれる。幼い頃から美術に強い関心を持っていたが、1918年に大学入学のためパリに出てから絵画に専念する決心を固め、アカデミー・ジュリアンに通う。翌年、同校をやめて独学で探求を続ける。1923/24年の兵役勤務は、彼に文化、芸術についての疑問を抱かせる。かつてレジェは兵役の経験から庶民のための芸術を創る決意をしたが、デュビュッフェは文化や芸術が庶民にとっては無価値と悟ったのである。1925年にル・アーヴルに戻って父のワイン卸業を手伝い、1930年には自らも大規模なワイン卸業の経営を始める。彼が絵画への意欲を復活させるのは、1933年のことだが、37年に挫折。1942年、いよいよ絵画のみに専念しようと決意する。  デュビュッフェが着手した絵画は、一種児童画に通じる素朴なものであったが、それは彼の庶民のための(そして庶民としての)芸術の認識を示すものであろう。彼の芸術はしばしばアンフォルメルとの関連で語られるが、それはむしろ、具象・抽象の対立を超えた独特のものである。例えば1950年の「ご婦人のからだ」の連作は、児童画的な対象のデフォルメにユーモアをたたえる一方、絵画に砂やおが屑を混ぜるなどして画面に非常な触覚的なマティエールを与え、絵画そのものの存在感を高めている。彼は常に芸術が「高級品」化するのを嫌う。彼にとって、絵画は形而下的存在でなければならないし、彫刻の素材にプラスティックやセメントのような安価なものを選び、それを色彩するのも同様の意図によるものである。
    (出典:国立西洋美術館名作選. 東京, 国立西洋美術館, 2006., pp. 165-166 変換訂正)

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    デュビュッフェ、ジャン
    ご婦人のからだ(「ぼさぼさ髪」...

    Woman's Body (The Hairy One)

    デュビュッフェ、ジャン
    美しい尾の牝牛

    Cow with a Beautiful Tail

    展示中

    デュビュッフェ、ジャン
    密猟者

    The Poacher

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